2008年12月の記事一覧：税理士　森田健一の徒然日記[神戸・明石・芦屋・加古川を中心に鋭意活動中！]

2008年12月18日

税理士はなぜか「先生」と呼ばれる事が多いです。

私のような30歳代の税理士にも「先生」と
呼んでくださる社長様がたくさんおられます。

独立改開業当時は、私より人生経験のある年上の社長から
「先生」と呼ばれることに違和感がありましたので
「良かったら森田さんと呼んでくださいね」と
お願いしていましたが・・。

「先生」というのが呼びやすいのか
やはり「先生」と呼んでくださる方が多かったので
今は自分が勘違いして偉そうにしなければいいかな、
と思い最近はお願いしないことが多くなりました。

まあ、私個人的には税理士業は税務の知識を生かして
経営相談や税務上の提案をしたり書類を作ったりする
サービス業だと思っています。

しかし今年も残り少なくなってきましたね。

今は年末調整の資料が多く届いて忙しい毎日ですが
お客様の期待に応えられるよう、業務に励みたいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2008年12月17日

裁判員制度について、
最近色々とニュースなどにも取り上げられていますが、
「裁判員に支給される旅費、日当、宿泊料」は
税務上どのように取り扱われるのでしょうか。

先日、国税庁から
「裁判員等に支給される旅費、日当及び宿泊料に対する
所得税法上の取り扱いについて」が公表されました。

以下その内容をまとめますと、
◎裁判員等に支給される旅費等は、その合計額を
　「雑所得」に参入する。
◎実際に負担した旅費及び宿泊費、その他裁判員等が
　出頭するのに直接要した費用の合計額は、
　その雑所得の計算上「必要経費」に参入する。

給与所得者については、
給与所得以外の所得が２０万円以下であれば
確定申告の必要がありませんので、
上記の内容から考えてほとんどの人が確定申告をする必要は
ないのではないかと思われますね。

以下参考に国税庁のリンクを載せておきます。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/bunshokaito/shotoku/081101/index.htm

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2008年12月14日

今年の11月4日から全国の税務署へ電話をすると

自動音声案内につながるようになりました。

税務相談の場合は「１」を押すと「電話相談センター」につながります。

また、個別の照会など税務署の職員に用事があるときは「２」を押すと

その電話をかけた税務署につながります。

税務署も歳出の削減のため、電子申告の普及に力を入れていますが、

今回の自動音声化も歳出削減の一環なのでしょうね。

ただ先日税務調査があり、調査官に連絡をとろうと電話をかけたのですが・・

「ただいま混み合っています」とかけてもかけてもつながりません・・

結局５回目にやっとつながったのですが

今こんな状況では所得税の確定申告時期に大丈夫なのかな・・と

少し心配になってしまいました。

確定申告の時期には相談の電話が多くなるでしょうから、

多くの納税者の皆様の相談に対応できる体制を整えて欲しいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2008年12月11日

相続税の課税方式として、
現行の「法定相続分課税方式」から
「遺産取得課税方式」への変更が検討されていましたが、
当面変更は見送りになるとの事です。

現行の「法定相続分課税方式」では、
全体の遺産総額に対する相続税を
各相続人や受遺者に配分する計算をしています。

ですから他の相続人や受遺者に申告の誤りが発見されると
遺産総額が変わってしまい、各人への配分額も変わるので
その他の人にも追徴税が発生してしまうなどの欠点がありました。

そこで平成２１年４月の新事業承継制度の施行を機に
「遺産取得課税方式」（各相続人・受遺者ごとの課税）に
変更されることが検討されていましたが、当面見送りになるようです。

今後どのように推移していくか注意深く見守りたいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2008年12月 5日

先日国税庁から公表された質疑応答事例で

所有権移転外ファイナンス・リース取引について

賃借人が賃借処理を行っている場合、

仕入税額控除をリース料支払日の属する課税期間に行う

「分割控除」を容認するとありました。

（国税庁の当該質疑応答事例のページです。）

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/shohi/16/23.htm

これで中小企業にとっては今回のリース税制の改正は

実務上あまり影響がなくなったと言えるかもしれませんね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

2008年12月 4日

今日の朝、お客様の会社を訪問するため外を歩いていると
工事現場で警備員をされている５０歳ぐらいの女性の方から
横を通ったときに元気な声で
「おはようございます」と挨拶されました。

急に挨拶をいただいてちょっとびっくりしたのですが
「おはようございます」と挨拶を返すと
にこにこした笑顔を向けてくれました。

一日の始まりでとてもさわやかな気持ちになり、
嬉しかったですね。

挨拶されていやな気持ちになる人はいないでしょうから、
いろんな人に積極的にあいさつするのはとても良いことですね。
私も見習わなければ。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。