[神戸税理士通信]経済対策は「給付金方式」で合意
2008年10月29日
自民・公明両党は29日午前、都内のホテルで政策責任者が協議し
30日に発表する追加経済対策に盛りこむ予定だった
総額2兆円規模の「定額減税」に代わって
現金やクーポン券を直接配布する「給付金方式」とすることで実質合意したとの事です。
給付金方式は所得税を支払っていない世帯にも行き渡るというメリットがあり、
受け入れることになったようですね。
また定額減税だと「手続きに時間がかかる」ため
平成20年度内の支給が難しいとする見方があることも
年度内の実施が可能な「給付金制度」を選んだ理由の一つとなったようです。
給付金方式は、平成10年度に「地域振興券」が配布されたことがありますが、
景気対策効果はいまひとつでした。
果たして今回の給付金制度、景気対策効果があらわれるでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
2008年10月29日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:税理士・時事通信
[神戸税理士通信]「中小向け融資を積極的に」全銀協が決議へ
2008年10月22日
「中小向け融資を積極的に 全銀協が決議へ、貸し渋り批判受け」
全国銀行協会(会長・杉山清次みずほ銀行頭取)は、
経営環境が厳しくなっている「中小企業の資金需要」に対応するため
加盟銀行に「積極的な融資を促す方針を決めた」とのことです。
中小企業への貸し渋りなどに批判が集まるなか、
適切な資金供給を申し合わせ
21日に開く理事会で決議して各行に通達するとの事。
日本の9割以上を占めている中小企業が
この日本を支えているといっても過言ではありません。
相次ぐ原材料などにより経営状況が苦しくなっている会社も多いですから、
何としても貸し渋りによる倒産が連鎖的に発生するのは
避けなければいけないところです。
今後の成り行きを見守りたいですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
2008年10月22日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:税理士・時事通信
[神戸社労士通信]正規雇用促進策・社会保険料企業負担額を国が負担
2008年10月21日
自民、公明両党は18日、
今月末にまとめる追加経済対策の柱の一つとして、
「正規雇用促進策」を盛り込む方針を固めたとのことです。
パートなど非正規雇用者を正規雇用に切り替える際、
事業主が負担する必要がある社会保険料を3年間程度補助し、
国が事実上、肩代わりするとの事。
雇用情勢の悪化が懸念されるなか、
企業負担を軽減し、正規雇用の増加を促すとの話です。
特に中小企業においては社会保険料の半額負担は
非常に負担が重いものですから、
3年だけでも国が負担してくれるのはありがたい話ですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
2008年10月21日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:社労士・時事通信
神戸税理士通信 / 成功までのスピードを速める③
2008年10月11日
「PDCAサイクル」
前回、前々回と成功までのスピードを速めるためには
いい失敗を「早く」「数多く」すること、と書きました。
ただ「いい失敗」を効率よくノウハウにつなげるように、
実行後検証するシステムを作る必要があります。
そこで意識すると良い考え方が「PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルとは、以下のようなサイクルを言います。
P(PLAN)・・計画 ⇒ D(DO)・・計画の実行
↑ ↓
A(Action)・・改善後行動 ← C(Check)・・実行内容の検証
例えば経営計画の立案の場合。
幣事務所でも「経営計画の立案」をよくお手伝いするのですが、
計画は立てっぱなしでは効果半減です。
手順としては
①Plan 経営計画を立案する
②Do 計画が目標どおり進むよう計画を実行する
③Check 一定期間ごとに目標と実績との差異を検証、分析する
④Action 差異の原因が分かれば改善案を出し、それを実行する
この繰り返しで少しずつ業務の質が向上し、目標達成に近づいていきます。
新しいことに挑戦したときは当然のことながら
計画どおり進むことの方が少ないです。
ですから最初の計画の段階では大雑把で構いませんので
とにかくまずは「やってみること」ですね。
(お客様にあまりにも多大な迷惑を掛けてしまう場合は熟考の必要がありますが・・。)
そして大雑把な計画でとりあえず「やってみる」訳ですから、
当然失敗が出てきます。
その失敗を「宝」と出来るかどうか。
失敗の原因をチェックした上で、早急に改善案を出します。(ここのスピードが大事です。)
次同じ状況になったときに、今度は前よりは良い結果が出れば、
この積み重ねが「ノウハウ」につながります。
このサイクルのスピードを速める。するとノウハウの蓄積がどんどん進むわけですから、
企業も成長していく訳ですよね。
以上、少しでも皆様の参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
2008年10月11日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:儲けを生み出す仕組み作り
神戸税理士通信/成功までのスピードを速める②
2008年10月 1日
成功までのスピードを速める②
「良い失敗」と「悪い失敗」
前回の税理士通信で
「失敗を早く、数多くすることで成功までのスピードが速くなる」
と書きました。
ただし、当然なんでもかんでも失敗することは事業の衰退につながります。
それでは良い失敗と悪い失敗とはどういうものでしょうか?
良い失敗とは
・今までとは違うことに挑戦した上での失敗。⇒ノウハウにつながる。
・とれるリスクの許容範囲内の失敗。⇒次のチャンスがある。
悪い失敗とは
・前と同じ失敗を繰り返した失敗。⇒ノウハウにもならず、信用を失うだけ。
・即退場となってしまうようなリスクが大きすぎる失敗⇒次のチャンスがない。
同じ失敗を何度も繰り返すのはもちろん論外ですね。
また何か新しい挑戦をするにあたっても、がむしゃらに突き進むのではなく、
「リスク」と天秤にかけないといけません。
常に「最悪の事態」を考慮して、その上でGOサインを出す必要があります。
しかしこのあたりの「バランス」が難しいところではありますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2008年10月 1日|コメント (0)
カテゴリー:儲けを生み出す仕組み作り