神戸税理士通信 / 成功までのスピードを速める③
2008年10月11日
「PDCAサイクル」
前回、前々回と成功までのスピードを速めるためには
いい失敗を「早く」「数多く」すること、と書きました。
ただ「いい失敗」を効率よくノウハウにつなげるように、
実行後検証するシステムを作る必要があります。
そこで意識すると良い考え方が「PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルとは、以下のようなサイクルを言います。
P(PLAN)・・計画 ⇒ D(DO)・・計画の実行
↑ ↓
A(Action)・・改善後行動 ← C(Check)・・実行内容の検証
例えば経営計画の立案の場合。
幣事務所でも「経営計画の立案」をよくお手伝いするのですが、
計画は立てっぱなしでは効果半減です。
手順としては
①Plan 経営計画を立案する
②Do 計画が目標どおり進むよう計画を実行する
③Check 一定期間ごとに目標と実績との差異を検証、分析する
④Action 差異の原因が分かれば改善案を出し、それを実行する
この繰り返しで少しずつ業務の質が向上し、目標達成に近づいていきます。
新しいことに挑戦したときは当然のことながら
計画どおり進むことの方が少ないです。
ですから最初の計画の段階では大雑把で構いませんので
とにかくまずは「やってみること」ですね。
(お客様にあまりにも多大な迷惑を掛けてしまう場合は熟考の必要がありますが・・。)
そして大雑把な計画でとりあえず「やってみる」訳ですから、
当然失敗が出てきます。
その失敗を「宝」と出来るかどうか。
失敗の原因をチェックした上で、早急に改善案を出します。(ここのスピードが大事です。)
次同じ状況になったときに、今度は前よりは良い結果が出れば、
この積み重ねが「ノウハウ」につながります。
このサイクルのスピードを速める。するとノウハウの蓄積がどんどん進むわけですから、
企業も成長していく訳ですよね。
以上、少しでも皆様の参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
2008年10月11日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:儲けを生み出す仕組み作り
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