森田税理士・社労士総合事務所の徒然日記
「年収の壁」変更点のまとめ
こんにちは。税理士の森田健一です。
弊税理士事務所のブログをご覧いただきまして、
ありがとうございます。
9月も中旬に入りましたが、
まだまだ暑い日が続きますね。
まもなく快適な季節がやってくることを信じ、
あと少し乗り切っていきたいと思います。
さて、年収の壁に関する各改正について
以前にいくつか取り上げましたが、
それぞれの壁がどのように変わったのか、
結論を改めてまとめてみました。
(以下に記載の金額は全て「給与収入」となります。)
◎「本人」の「所得税」が課される壁
(所得控除にもよるため、最低ラインという意味合いです。)
103万円超 → 160万円超
◎「扶養控除」を受けられなくなる壁
103万円超 → 123万円超 (扶養親族の収入)
◎「大学生年代の子等」について
「63万円」(満額)の扶養控除等が受けられなくなる壁
103万円超 → 150万円超 (子等の収入)
◎「38万円」(満額)の「配偶者(特別)控除」が受けられなくなる壁
150万円超 → 160万円超 (配偶者の収入)
上記は全て「所得税」に関する壁で、
改正は今年の年末調整から適用されることになります。
一方、社会保険に関しても「106万円の壁」や
「130万円の壁」が存在しますが、
「106万円の壁」については
3年以内に撤廃される予定となっています。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
森田税理士・社労士総合事務所
税理士 社会保険労務士
森田 健一